はじめに
どうも、SAIと申します。
本日はタナカワークスのシティハンターとの公式コラボ製品、コルトパイソン 冴羽獠モデルをレビューしていきます。
今回手に入れたのは2021年2月に再販されたものになります。
第一弾は2020年12月に発売していたのですが予約を忘れており、手に入れることができず再販の予約があったのですぐに予約し今に至ります。
タナカワークスのリボルバーの特徴
みなさんはリボルバーのエアガンといえばどこの会社が思いつきますかね?
東京マルイにはじまり、マルシン、タナカ、あたりが有名ですかね。
各社特徴があるのですが、その辺はまた後日まとめたものを記事にしようと思います。
今回は購入したタナカワークスのリボルバーの特徴を書いていきます。
タナカワークスのリボルバーといえばもちろん「ペガサス式」です!
ペガサス式とは
他社のガスリボルバーはガスタンクがグリップ部分に収納されています。
そのためグリップ底部からガスを注入します。
これにより、シリンダー(弾を入れる部分)の構造に自由がききます。
なので他社では24連射式にしてみたり、カートリッジを入れられるようにしたりとできるわけです。
ではタナカワークスはどこにガスタンクがあるかというとその「シリンダー」がガスタンクになっています。
これが「ペガサス式」と呼ばれるものになります。
ペガサス式の利点
ペガサス式の利点としては
・ガス効率が良い
・トリガーフィーリングが実銃に限りなく近い
・グリップに実物のグリップが使える
・命中精度が高い
などが挙げられます。
ガス効率が良い
従来のガスリボルバーはグリップから弾を撃ちだすまでのガスルートが長くなってしまい効率が悪いです。
「ペガサス式」ではシリンダーにすでにガスが入っているので弾を撃ちだすまでのガスロスが非常に少ないです。
なのでガス効率が従来のガスリボルバーに比べてかなり良いです。
トリガーフィーリングが実銃に限りなく近い
こちらに関してはガスタンクがグリップにないためにトリガー周りの構造の自由がきく為です。
他社がシリンダー周りをこだわっているのに対し、タナカワークスはトリガー周りにこだわっているというわけです。
グリップに実物のグリップが使える
こちらも上記と同じ理由ですが、トリガー周りが実銃に近い=実物グリップが取り付けられるということです。
このあたりはこだわりのある方にとっては魅力的なポイントだと思います。
命中精度が高い
これに関しては「リボルバーの中では」という意味です。
ガスリボルバーは構造上どうしても命中率が悪いです。
これは多々理由があるわけですが、ガス効率が悪いというのが大きいような気がします。
上記で書いたガスルートのこともそうですが、リボルバーはシリンダーは動きます。
シリンダーが動く=ある程度のクリアランスが必要
で、BB弾はシリンダーに入っているわけでそれをガスで撃ちだすとそのクリアランス部分からガスロスが生じて飛距離が落ちます。
これがマルシンなどのカートリッジタイプではなおさらカートリッジとシリンダーのガタつきもプラスされるので命中率は絶望的です。
タナカワークスは「ペガサス式」によりシリンダーにガスが入っているのでガス効率がいいため他社と比べると命中率が良いらしいです。
この辺りはコロナ影響によりサバゲ等自粛中のため検証できないので、検証できるタイミングがあったらしてきます。
サバゲ行きたいなぁ
とまあ、ペガサス式の利点はこんな感じです。
製品詳細
全長:339mm(サイレンサー含む)
243 mm(サイレンサーなし)
重量:約963g(サイレンサー含む)
装弾数:12発
外観
外箱
外箱には冴羽獠が描かれています。

裏面にもシティハンターコラボらしくイラストがあります。

内箱
スリーブを外すと箱にシティハンターの文字

中身はこんな感じで入っています。

内容物
内容はコルトパイソン4インチ、サイレンサー、細々した付属品
付属品はガスを注入するためのノズル、サイレンサーの文字を綺麗に横に持っていくためのシム、Oリングが入っています。

本体
本体の外観左側

右側

グリップのコルトのメダルがいい感じですねえ
サイトピクチャーはこんな感じ

特にドットなども入っていません

リアサイトは上下左右の調節が可能です。


ホップ調整はできず固定ホップのようです。
スイングアウトすると中に真柴憲一郎(作中に登場するガンスミス)がの刻印があります。

原作では、獠のパイソンは伝説のガンスミス「真柴憲一郎」の手によりチューンされ、性能が格段に引き上げられています。北条司先生が新たに描き下ろされた「真柴のイニシャル」がフレームに刻印されるこのパイソンの設定は、1969年製の精度の良い個体をベースにカスタムされており、シリアルナンバー「E1919」(いぃイクイク)は車のナンバープレートと同じ数字となっているそうです。
サイレンサー
サイレンサーは全長約11㎝

中身は一般的な消音シートは使用せず、音響工学の観点からタナカワークスが独自開発した「ドラム・バッフル」を搭載しています。
原作の発泡シーンをイメージし、消音と発射音にも拘っているようです。


サイレンサーを装着した見た目はこんな感じ

リボルバーにサイレンサーという珍しい組み合わせですが、いいですねぇ
装填方法
弾はシリンダー前面から入れます。

ガス注入法
「ペガサス式」なのでもちろんグリップ底部には何もありません。

ガス注入口はシリンダーにあります。

シリンダーに通常のガス缶で注入しようとするとノズルの長さが足りず斜めになってしまい注入できません。

なので付属のガス注入用ノズルを使用しガスを注入します。

実射性能
初速
初速は0.2gでサイレンサー有り無し共に66前後でした。

グルーピング
長距離の実射性能は後日、サバゲかレンジに行った際に測定してきます。
近距離の実射性能は5mの距離で5発のグルーピングが7㎝程度でした。

射撃音
冴羽獠モデルの特徴といえばやはりサイレンサー!
ということでサイレンサーの有り無しで射撃音を比較しました。
家にあったマルゼン固定ガスガンのp99用サイレンサーが同じネジ径だったのでそれも比較してみました。
スマホのアプリでの測定なのでそこまで正確な数値ではないと思いますが
サイレンサーなし:108.3db
純正サイレンサー:102.3db
p99用サイレンサー:100.2db
という結果になりました。
まあ、実際に耳で聞いた感じと同じ結果ですね。
サイレンサーを付けると高音域がかなりカットされるので数値上よりも小さくなっているように聞こえます。
p99用のサイレンサーに関しては中身が通常の吸音材+純正のサイレンサーより長いのでより効果が高いのかと思います。
まとめ
やはり、リボルバーはロマンがあっていいですねぇ
触っているだけで楽しいです。
マルシンのXカートリッジタイプのリボルバーは持っていたのですが、サバゲーでは使えないのでサバゲーで使えるリボルバーないかなー
と探していてタナカワークスのリボルバー良さそうだなぁ、と思っていたところにちょうど冴羽獠モデルが発売されているのを知り、再販もするということで思わず予約してしまいました。
5月にも再販があるようでまだ予約受付中のようなので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
コロナが落ち着くまで中々サバゲにも行けず、実戦で使うのはまだ先になりそうですが実践でどこまで使えるか今から楽しみです。
それではまた次回!