はじめに
どうも、SAIと申します。
本日はRA-TECH製 マグネティックNPASについて書いていこうと思います。
もともと、RA-TECH製の製品にNPASというガス流量を調節するものがありましてそれの改良版がマグネティックNPASとなります。
NPASとは
NPASというのはGBB(ガスブローバック)のエアガンに取り付けることによって銃口側のガス流量とリコイル側のガス流量を調節するパーツになります。
これを使うことで真夏でガス圧が高くなってしまう時期やインドアで初速制限がある場合などにガス流量を調節することで初速を下げることができます。
マグネティックNPASとは
マグネティックNPASとは最初にも説明した通り従来のNAPSを改善したものです。
具体的に何が違うのかを説明していきます。
改善点1 ネジ式→磁力式の調節機構へ変更
これは名前の由来にもなっている改善点になります。
従来のものはガス流量を調節するための機構がネジ式の無段階調節でしたが今回のものは磁力式でクリック感のあるものに変更されています。
これにより、GBBのリコイルの影響で調節弁が徐々にずれることがありましたが磁力式になることによりこの問題点が改善されました。
また、クリック感があるので調節も無段階よりやりやすくなりました。
改善点2 ノズル径の調節が可能
マグネティックNPASは調節弁でのガス流量の調節のほかにノズル径も調節することができるのでより細かな初速の調節が可能です。
ノズル径は写真の通り3種類あります。

付属のレンチで取り外しが可能です。
こちら側で取り外しができます。

ちなみに逆側をノズルに突っ込んで回すことでガス流量の調節弁を動かすことができます。



この弁でリコイル側とノズル側のガス流量を調節します。
ノズルごとの初速変化
まずは1番大きいノズル径のシルバーから

弾は0.25g、純正のマガジン、マガジンの温度は28℃くらい


お次は真ん中のサイズのブルー

同じく弾は0.25g、純正のマガジン、マガジンの温度は27℃くらい


最後は1番小さいサイズのグリーン

同じく弾は0.25g、純正のマガジン、マガジンの温度は27℃くらい


初速変化まとめ
シルバー(大):平均81.6
ブルー(中):平均78.2
グリーン(小):平均57.6
変化量としては大→中で3.4、中→小で20.6でした。
当然径だけの初速変化を調べているのでガス流量は一切変更していません。
大→中はそこまで大きく変化しませんでしたが、中→小はかなり初速が低下しました。
本来はこれにガス流量の調節も含めて調節しますのでかなり細かい調節ができることがわかってもらえたと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか
WE製のガスブロユーザーは導入を検討してみてはいかがでしょうか
ローディングノズルの交換のみだと結構交換がめんどくさいのでボルトキャリアごとセットのものを購入した方がボルトキャリアを交換するだけで完了するので個人的にはその方がオススメです。
それではまた次回!